太陽光発電メーカー主要5社の比較

太陽光発電を販売する主要メーカーは10社と言われています。

弊社では以下5社の太陽光発電メーカーを主に取り扱っています。


1.パナソニック
2.シャープ
3.東芝
4.長州産業
5.三菱電機

上記の5社はいずれも大企業です。

その為、隅々まで行き届いたサービスを受けられるのが特徴です。

それぞれの企業で特徴がありますので、各社がどういった所に強いか、またどんなサービスがあるのかご紹介致します。

太陽光発電はそれぞれのメーカーで違う

太陽光発電を選ぶ際、一番よく売れているメーカーが良い物だと思い、選ぶ方がいるかと思います。

個人個人の住環境は家の向き・屋根の広さ・面積の広さで変わってきます。

またメーカー間でも特徴が違います。

どんな側面に強いか、何を大切にしているかによって太陽光発電設備は違ってきます。

メーカー側が進化をしなければならないのはもちろんですが、使用者が自分の家とメーカーの特徴を十分把握してから自分の家に合った太陽光発電を選ぶことが重要になってきます。

太陽光は自然エネルギーでエコな生活をする事によって電気代を減らし、長い時間をかけて、投資を回収する商品です。

いわば太陽光発電のゴールは、設置・保守に掛かった費用を回収し、利益を上げる部分にあります。

この回収する期間(回収期間)にメリットデメリットが含まれています。

例えば以下の2つの場合を考えます。

屋根が大きく発電量を重視する場合(発電量(kW)を多くしたい場合)

コストは掛かりますが、設置面積が大きく発電量を多く出来る為、回収期間は長くなりません。この回収期間が10年かかったとします。

屋根が大きく低コストを重視する場合(太陽光設置に掛かる費用を抑えたい場合)

発電量を減らした低コストの太陽光発電を設置している場合、設置・保守に掛かる費用が少ないため同じく10年で回収出来ます。

屋根が小さく発電量重視の場合は回収期間は長くはなりません。

屋根が小さく低コストの場合は発電量の低さが響いて、回収期間が短くなってしまうデメリットが顔を出します。

このように屋根の大きさだけでも違いが出てくる太陽光発電は、メーカーによってどういう側面を重視していて得意としているかで違う為、複数メーカーを比較し自分に合った太陽光発電メーカーを選ぶことが重要になってくるのです。

太陽光発電のメーカー その1:パナソニック

太陽光発電のメーカー第1社目はパナソニックです。

パナソニックにはHIT、長期システム保証などの特徴があります。

特徴①:世界に誇る HIT

パナソニックが世界に誇る技術を結集させた末、生み出された太陽光パネルがHITです。

HITは、パナソニックがグループ内に統合した三洋電機が開発元となっています。

HITとは「アモルファスシリコン+単結晶シリコンのハイブリッド太陽光パネル」の事です。

このHITに使われている単結晶シリコンは、熱に弱く、温度が高くなると発電量が下がるという弱点を持ちます。

しかしアモルファスシリコンは熱に強く、単結晶シリコンの弱点を補う事が出来ます。

単結晶シリコンをアモルファスで挟み込むことによって、熱に強く発電量の多いハイブリッド太陽光パネルが完成しました。

以下の画像がHITが作られるまでの工程です。

このモジュールは長く使うことを見越して一般的な試験に加えて、より厳しい独自の性能試験や耐久試験を義務づけられます。

さらに各製造工程での性能・品質・外観検査をクリアした製品だけをお届けしています。

出力不足(不良品)を懸念するお客様はおられますが、完成したモジュール1枚1枚の出力を厳密にチェックしている為、公称最大出力に0.1wでも届かなければ出荷しない体制を敷いてお客様の期待と信頼に応えます。

世間の太陽光発電メーカーで超高性能と言えるメーカーは東芝、パナソニック、シャープなどしかなく、パナソニックは高性能だけど高い印象でした。

しかし2014年に入ってからパナソニックは価格を下げ、高性能なのに割安というイメージチェンジを果たしました。

特徴②:安心の長期保証

パナソニックの製品には安心の長期保証が付いてきます。

しかも太陽電池モジュールとパワーコンディショナなどの住宅用周辺機器を無償で長期保証してくれます。

モジュールには出力・瑕疵共に25年の長期保証が付いてくるほか、パワコン、接続箱、架台には15年の保証が付いています。

この保証は、パネル20年、パワコン10年という寿命をクリアしているもので、高いコストパフォーマンスを実現してくれます。

更にパワコンには15年無償保証のみでなく、10年のリリーフ保証が付いてきます。

このリリーフ保証とは15年の保証の間にパワコンが故障した際、そこから更に10年間の保証が付いてくる制度です。

特徴③:訪問販売に悪用されがち

その高すぎる性能は訪問販売の常套手段として使われることがあります。

「高性能だから価格が高いのですが」という前置きで、特価を提示してくるのですが、それが実はあまり安くなかったという実例が起こっています。

まとめ:パナソニック

パナソニックのソーラーパネルはアルファスシリコンと単結晶シリコンをコンバインさせ、熱に強く発電量の多いハイブリッドソーラーパネルとパネル25年、モジュール15年(リリーフ10年)の無償保証がついてきます。

強く長く使えるメーカーを求めるお客様にお勧めされる依頼先様です。

太陽光発電のメーカー その2:シャープ

太陽光発電といえばシャープと言われるほどシャープの太陽光発電の歴史は古いです。

1959年より太陽電池の開発を開始、1994年に住宅用太陽光発電システムの販売を開始しています。

現在世界に設置されている太陽光発電システムの約2割がシャープ製と言われています。

特徴①:充実のアフターフォロー

シャープはアフターフォローに力を入れている唯一のメーカーと言っても過言ではありません。

WEBモニタリングサービスというアフターを無料で提供しています。

専門センターでは発電量を毎日チェックして、周辺地域で同じ種類のシステムを設置している方とデータを比較

更に落ち込みが確認される場合はすぐに連絡・対応してくれます。

導入当初で終わらずメーカーが専門センターをもっていて、そこが常にチェックしてくれ毎月の定期レポートも出してくれるので、安心して使用する事が出来ます。

このようなアフターを行っている会社はシャープだけで他の太陽光発電メーカーで行っているところはありません。

特徴②:トップシェア

太陽電池のパイオニアであるシャープは新興のメーカーに押されていますが、未だにトップシェアを誇ります。

ラインナップ数は京セラに譲るものの16種類を誇ります。

その豊富なラインナップの中から、超高効率、安価な多結晶と1メーカーで比較検討が出来る唯一のメーカーです。

特徴③:訪問販売に悪用されがち

多すぎるラインナップは弱点もはらんでいます。

訪問販売の企業がシャープの商品を別の会社の商品と偽って販売する事態が起こっています。

まとめ:シャープ

シャープの製品は住宅用太陽光発電メーカーの中でトップシェアでその種類は充実しています。アフターフォローも充実している為、数あるメーカーの中から一社選ぶのが面倒なお客様には1社で完結出来るシャープの製品はとてもお勧めされます。

太陽光発電のメーカー その3:東芝

太陽光発電のメーカー第3社目は東芝です。

東芝は2010年に太陽光発電業界に新規参入しました。

自社での太陽光パネルの生産は行っておらず、提携先として世界NO.1の性能を持つアメリカのサンパワー社を選びました。

特徴①:保証で同業他社と差別化

長州産業はサンパワー社と提携を結んでいますが、シャープも同じくサンパワーと提携をしています。

その為同業他社と差別化を図るために、東芝が打ちだしたのが保証を充実させることでした。

保証の内容は以下となります。

Sシリーズ(SPR-X21-345,SPR-253NX-WHT-J)
Jシリーズ(TJM-240PP-WHT-J)
モジュール無償25年保証
機器無償15年保証

以下の機器においてはモジュール10年機器10年の無償保証に加え、有償ですが10年か5年延長させるパワフル保証を2013年から開始しました。

GXシリーズ(TGX-255PM-WHT-J)
モジュール出力無償20年保証
機器無償10年保証→有償パワフル保証で5年延長可能

Sシリーズ(SPR-250NE-WHT-J)、Lシリーズ(TMN-270-7N-WHT-J)、MXシリーズ(TMX-205P-WHT-J)
モジュール出力無償10年保証→有償パワフル保証で5年、10年延長可能
機器無償10年保証→有償パワフル保証で5年、10年延長可能

以上のように保証が充実しています。

パワフル保証がスタートした2013年当時他社は無償のシステム保証10年、パネル出力保証10年が当たり前でしたので、パワフル保証の登場は画期的で人気を集めました。

特徴②:高性能と安価2極を抑えている

東芝の太陽光発電システムは最高級モデルのSシリーズからエコノミーモデルのGXシリーズまで、お客様の様々なニーズに応える商品を取りそろえています。

東芝Sシリーズの特徴


東芝の特徴

パネルの発電効率世界No.1の21.2%
国は太陽光発電の発電効率の技術目標値として2020年までに20%を打ち出していますが、東芝はこれを2013年にすでにクリアしています。
7年前倒しの結果で驚異的と言えるでしょう。

東芝GXシリーズの特徴

今までの常識であれば「高性能でなくてもいいから安いものがほしい」というお客様のニーズには答えられないのが常識ですが、東芝のエコノミーモデルは価格を抑えて出力を上げた高性能なものを売り出すことを実現しています。

特徴③:メーカーの知名度が低い

ライバル企業のパナソニックが保証を強化したために2014-2016年の2年間に知名度を落としました。

まとめ:東芝

東芝は高性能のモデルとエコノミーのモデルで性能と価格の2極を抑えています。
更に有償のパワフル保証で長期間の保証を実現している実にレベルの高い企業であると言えるでしょう。
しかしメーカーの知名度が低いためお客様の選択肢に入っていないのが現状です。

太陽光発電のメーカー その4:長州産業


長州産業は太陽光発電全行程を自社で仕上げる日本唯一のメーカーですので太陽光発電分野のトップランナーと言えるでしょう。

特徴①:保証が全社通じてNO.1

長州産業の保証は全社通じてNO.1です。

他のメーカーはシステム保証のみの場合がほとんどで、長州産業ではシステム保証に加え施工補償(雨漏り補償)も自社で完備されています。

施工補償は通常工事会社が加入している工事賠償責任保険で賄われますが、工事賠償責任保険は工事会社がつぶれてしまった場合は対象外となってしまいますが、工事会社がつぶれてしまった場合でも長州産業が補償してくれるという体制が整っています。

したがってメーカーが潰れた場合は工事会社の補償、工事会社がつぶれた場合はメーカーの補償を受けられる仕組みです。

二重の補償で安心感があります。

特徴②:システム保証が無償15年

長州産業ではシステム保証が無償で15年間受けられます。
これも長州産業を全メーカー通じて保証NO.1たらしめている要因です。

他のメーカーでは無償保証が完備されていますが、この期間は10年のところがほとんどです。
しかし長州産業では15年の保証が無償でついてきます。
これは画期的なことです。

特徴③:訪問販売業者の間違ったセールス

長州産業の性能は必ずしも悪いわけではありませんが、ソーラーパネルをセールスする販売業者が性能の高いHITシリーズ(パナソニックOEM商品)
を宣伝していたのに後で性能の劣るBシリーズを進めるという、あまりよくないセールスを横行させています。

これはメーカーを選ぶ際全般に言えることですが、訪問販売業者に理想ではない太陽光発電設備を販売される前に下調べして自分の家に合った太陽光パネルを選択する必要があります。

まとめ:長州産業

長州産業は太陽光発電の全行程を一手に担っている会社です。

特に保証は全社NO.1と言っても過言ではありません。

安心感を求めるお客様にうってつけで、後は自分のお住まいに合った設備を選択することが必要となります。

太陽光発電のメーカー その5:三菱電機


三菱電機は言わずと知れた財閥系の大企業です。太陽光発電も展開しています。HPでは質の高いパネルとパワーコンディショナーをセットで宣伝しています。

特徴①:質の高いモジュールとパワコン

三菱電機のパワコンとモジュールは性能が良い事で知られています。特に発電量は高出力モジュールと高効率パワコンで高いものを誇ります。

太陽光モジュールはマルチルーフで大容量設置を実現しており250Wの高い出力。耐久性と品質にこだわり、日本製のものを販売しています。

またパワーコンディショナーは電力変換効率98%で9年連続で業界最高値を記録しています。このパワコンは三菱独自の密閉構造により、湿度が高い場所へも設置できます。

また耐蝕性を高めた塩害仕様の構造により、これまで屋外設置が不可能だった塩害地域への設置が可能になりました。

特徴②:三菱エコキュートと組み合わせることが出来る

三菱はHEMSも販売展開しています。太陽光発電のモニターとして、様々な機器やシステムとつなげるとさらに便利になります。更にCMで盛んに宣伝されている三菱エコキュートとつなげることによって、次のようなメリットが得られます。

1.太陽光発電システムとの連携で賢くお湯を作る。
2.マイクロバブルを使った快適なお風呂機能。

これは使った電気を売電するのではなく出来るだけ使いたいという方に向けた機能で、エコキュートと連携させることによって発生した電気を無駄なく活用することが出来ます。

これはスマートフォン等で簡単に設定できるシステムで使い勝手も申し分ありません。

まとめ:三菱電機

三菱電機では太陽光設備の中でも特にパワコンに力を入れています。その電力変換効率は98%で素晴らしい出来栄えとなっています。

また三菱が独自に展開するエコキュートと組み合わせるなど、取り付けた太陽光発電システムを有効利用できるようなサービスが完備されています。

得られた電気を売電するより効率的に使いたいというお客様にはおすすめです。

総まとめ:太陽光発電メーカー主要5社の比較

以下にどのようなニーズをお持ちのお客様にどんなメーカーをお勧めできるかまとめましたのでご参照下さい。

高性能の太陽光発電設備を追及したい
世界に誇るHITを備えたパナソニック
パネルの発電効率世界No.1の東芝
質の高いパワコンとモジュールを販売している三菱電機

保証が充実しているメーカーを選びたい
システム保証に加え施工補償も付けられる長州産業
モジュールに25年、周辺機器に15年の保証が付くパナソニック
無償保証に加え10年か5年の有償パワフル保証が付けられる東芝

アフターフォローで面倒を見てもらいたい
無料のWEBモニタリングサービスを展開しているシャープ
他にも様々なニーズがあると思われますので、これを参考にこの記事で取り上げたメーカー5社の取り扱いのある業者様を選定してみて下さい。

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