日本建築の屋根といったらこれ、というぐらいメジャーな瓦です。耐久性が非常に高く、、メンテナンスが必要となることは少ないです。重量があるため他の屋根材に比べて耐震性は劣ります。工事方法としては、瓦に穴を開けて金具を通し、架台を固定するアンカー工法と、専用の瓦と差し替えて架台を置く支持瓦工法、瓦の間に金具を差し込んで架台を固定する差込金具工法の3つがあります。
今回は、支持瓦工法をご紹介します。

 
 

施工写真

 

今回の支持瓦工法は、瓦をパネル取付専用のものに入れ替えるものです。そのため、パネルの取り付け位置を確認して支持瓦の設置位置の瓦がわかるようにしていきます。
瓦の下は意外と砂やほこりが溜まりますので、しっかりと清掃を行ってから穴を開けて防水処理を行います。防水処理は穴を開けたところと垂木部分になります。

 
 

 

瓦木板という下地の板を設置します。この裏面には防水効果のあるブチルテープが貼られており、ビスを打ち込んだ際に巻き付いて防水効果を高めてくれます。また、屋根に使われている木材が小幅板などが使われている場合は補強板(中央写真・右写真)を取り付けます。

 
 

 

支持瓦を設置します。補強板がある場合、そこまで貫通する長いビスを使って固定します。このとき高さ調整用のクサビを下に入れる場合もあります。支持瓦には太陽光パネルの重量が集中しますので、下の瓦に荷重がかからないように少し隙間を開ける高さ調整が必要です(右写真)。

 
 

 

支持瓦の設置が終わった後、はがしていた両脇の瓦を収めていきます。この後に太陽光パネルの取付台を設置します。取付台はパネルを設置したときの見栄えを左右しますので、しっかりと高さの調整を行います。この後配線を行います。

 
 


左の写真はパネルの固定部にゴムチューブをつけたものです。私たちは「オレンジ君」と呼んでいて、パネル設置時に固定部とぶつかって傷がつかないようにつけています。
パネルの取付と配線の接続が完了して工事完了となります。